ライセンス認証 インストール OfficeXP IME2002 Excel Word Access

今回はXPのセットアップについて紹介してみたいと思います。
セットアップの前にネットの掲示板でXPに関する書込みを眺めてみました。
・・・が、残念ながらどこにも良い評価というのが見受けられませんでした。
皆さんいろいろなトラブルにみまわれている様子。また、使い勝手も今ひとつのようです。
そこで、私はそんな皆さんのトラブルを教訓に無事セットアップをおこない、XPの良いところを
順次紹介していきたいと思います。

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▼ OfficeXPを検証
プロダクトアクティベーション(ライセンス認証)について
ハードウェア(パソコン本体)とアプリケーションが「1対1」で認識されるため、アプリケーションの不正コピーができません。たとえば、1台目のパソコンにOffice XPをインストールしてプロダクトアクティベーションを行った場合、そのOffice XPは他のパソコンにはインストールできなくなります。「インストールできない」というか、インストール自体はおこなえますが、その後プロダクトアクティベーションによる製品チェックを通過することができないので製品を使い続けることができない(制限付になりファイルの更新等おこなえない)というものです。
ただし、製品を同一人物が使用する場合には携帯用(ノート)パソコンにインストールすることが許されています。また、再インストールが必要になった場合など同じパソコンへのインストールは認証の必要はありません。
つまり、デスクトップPCとノートPCの2台にインストール可能ということになり、それ以外のPCにインストールしたいときは認証を削除しなければならないということになります。
ほかに自作PCを使用している場合、CPU、メモリ、CD-ROMなど4個以上に変更があった場合に再認証しなければなりません。
インストール後、アプリケーションは 50 回起動できます。その間にインターネットか電話でライセンス認証を行う必要があります

ライセンス認証をおこなわず、51回目の起動をむかえたとき
ライセンス認証をおこなうには


詳しくは、Microsoft以下のページ。
プロダクトアクティベーション
[インターネット経由でライセンス認証を行う]
[電話でライセンス認証手続きを行う] ※認証の取り消しは電話受付のみになります
インストール準備
  1. 最悪の場合を考えてとりあえずデータのバックアップは用意しておきましょう。
  2. Professionalの場合、フルインストールに必要な領域は600MB程度です。空き領域の確認をおこないましょう。
  3. 旧バージョンを残してXPと共存する場合には、旧バージョンのアイコン(ショートカット)を別のフォルダーにコピーしておきます。
  4. 旧バージョンをアンインストールする場合は、Office2000に依存しているアプリケーションがないか確認しましょう。また、XPのインストール後にインストールした一部のアプリケーションに不具合が発生しています。メーカHPで調査しておきましょう。
  5. インストール後のさまざまな不具合をMicrosoftのサポート技術情報のページで紹介しています。十分に確認しましょう。(下に事例としていくつかを紹介しています)
インストール時/後のトラブル例
  • OfficeXPをアップグレード版でインストールするとエラーがでます→Microsoftを参照。
  • セットアップ中、[インストールするアプリケーション] の設定が保存されない→Microsoftを参照
  • OfficeXPセットアップで使用許諾契約書画面が表示できない →[スタート]-[検索]で Win.ini を入力してメモ帳などで開いてください。[FontSubstitutes] セクションを探し、"MS PGothic=MS Pゴシック,128,3" がなければ、追記してください。
  • Office2000のアンインストールや OfficeXPへのアップグレード後、Visio2000が起動しない→Microsoftを参照。
  • IME 2002 を既定値として使用することができない→Microsoftを参照。
  • まだまだたくさんあるので別ページで紹介します。
インストール開始
ここでは、「OfficeXP Professional with FrontPage」をカスタムインストールする場合を紹介します。旧バージョンのOfficeと共存させたいため、カスタムを選択しました。

インストールの手順は、Office2000とほとんど変わりませんから画面の指示に従って、必要事項を入力していきます。
ただし、Outlookについては、旧バージョンと共存させることはできません

インストール先のデフォルトは C:\Program Files\Microsoft Office。XPはこの中に「Office10」フォルダーが作成されますが、旧バージョンと同じフォルダーに作成されるのでここでは、インストール先を変更(C:\Program Files\Microsoft Office2002)してみました。

インストールするアプリケーションを選択する画面ですべてのアプリケーションを選択、「必要なディスク領域は 564MB」と表示されました。
インストール設定完了のボタンを押してから、再起動がかかるまでの所要時間は 10分程度。
再起動後の「システムの設定」などの処理はなく、起動はスムーズでした。
いよいよXP起動
  • まずは、旧バージョンの動作を確認しましょう。ディスクトップにあったWordやExcelのショートカットはXPに置き換わっていますから、始めにバックアップしておいたショートカットをデスクトップに戻して、それぞれをを起動してみます。
    • 動作には何ら問題はないのですが、Wordの起動時には「インストールの準備中」の画面がでてきます。→Microsoftを参照。
    
  • では、XP製品を起動してみます(Wordは上記同様「インストールの準備中」の画面がでてきます。)。
    • 最初に書いたようにプロダクトアクティベーション(ライセンス認証)により、アプリケーションの起動時にライセンス認証を促す画面が表示されます。
               
  • 認証は、すべてのXP製品の起動合計が50回になるまでにおこなわなくてはなりません。51回目になったとき「機能制御モード」に入ります(またハードウェア構成を大幅に変更した場合→Microsoftを参照)。
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    機能制限モード
    Office 製品はある特定の状況に陥ると、機能制限モードに切り替わります。機能制限モードでは、ドキュメントに変更内容を保存したり、新しいドキュメントを作成することができないなど、使用できない機能がいくつか出てきます。機能制限モードになったからといって、Office の既存のファイルやドキュメントに悪影響が及ぶことはありません。Office の機能制限モードは、表示される画面の指示に従って操作を行うことで、簡単に解除することができます。
  • ライセンス認証ウィザードのせいか、起動は2000よりもだいぶ遅いように思います。
    それとWordは2000と共存すると「インストールの準備中」画面がでてくるわけですからさらにストレスを感じます。ですが、2000をアンインストールするのは些か不安。とりあえずはライセンス認証だけをおこなおうと思います。
ライセンス認証をおこなわず、51回目の起動をむかえたとき
ライセンス認証をおこなうには
  • XPの良いところを紹介するつもりでいたのにインストールに関わる不具合が多くて、ちょっと雲行きが怪しい・・・。とりあえず、不具合も事前にわかっていれば何の心配もなく、今のところ不具合の確認なし・・・(^_^.)
 IME2002新機能
言語バー

すごく大きなバーですが、最小ボタンでタスクバーに収まります。
また、バーの右▼をクリックすると表示するアイテムを選択することができます。

IME2002情報
つづく・・・・・随時更新中